見透かされるきもち

映画が終わると

待ち合わせから合わせると

すでに3時間以上経過していて

今回、凪君を予約した時間は

5時間コース

残り1時間強、、、

イチャイチャする時間あるんだろうか

前回の快楽が忘れられず

体は疼いてる

今までのセラピストさんとは
出会うと、すぐにホテルへ直行していたので

デートをしたことにより

ホテルへ行くタイミングがわからなくなる

そんな私の様子を見透かしたように
凪君は


「ルイちゃん

 時間まだ大丈夫?

 ホテルで一緒に過ごす時間
 よければ欲しいんだけど」


「時間は大丈夫だけど

 予約した時間過ぎちゃわないかな?」


「予約時間なら大丈夫

 俺が時間配分ミスしたから

 ルイちゃんは気にしなくていいよ

 俺に、もう少しルイちゃんと過ごす
 チャンスをください」

と真剣な顔で見つめられ

お金を払って合っている
セラピストだと言うことを

忘れそうになる

近くのホテルにタクシーでいき

部屋にはいると凪君が


「最近、オイルマッサージ上達したくて

 セミナーうけてきたんだよね

 ルイちゃん受けてみてくれない?」

ルイ
「オイルマッサージ?

 してみたい!」


「じゃあ、準備しておくから

 ルイちゃん先にシャワーしてきてもらって
 いいかな?」

と促され

一人でシャワーへいく