カップルコース

当日

複数人入れるホテルを
夫が調べて予約

お部屋を見渡すと

キングサイズのベットが用意されていて

ソファーなどもある素敵なお部屋

夫と泊まるこのホテルに

予約した時間になると

セラピストが来てくれる事になっていると
夫から説明され

ずっとソワソワして
何も手につかない

年上の夫は今日のことを
すごく楽しみにしているようで

朝からずっと上機嫌で

「僕が満足させてあげれないから

 今日は久しぶりに
 君の乱れた姿をみれると思うと

 嬉しいよ」

「緊張してるけど

 あなたに見られながらと思うと
 どんな感じになるのかしら」

「色んな君をみたいから

 僕のことは気にしないで 
 セラピストさんはプロだから

 身を委ねたらいいよ」

お互いいつもとは違う緊張感なのを
感じて見つめ合うと

お部屋の呼び鈴がなり

夫がドアの方へいき

ドアをあける

初めまして。どうぞ

と夫がセラピストを招き入れる

失礼します

と声が聞こえ

セラピストと対面した

はじめまして

未来です
今日はよろしくお願いします

と挨拶され

座っていたソファーから
慌てて私も立ち上がり

の、、、のばらです
今日はよろしくお願いします

と挨拶して

遠慮がちにお顔をみると

若くてあどけなさが残る
未来さんが

かなり緊張された様子で
立っていて

若干不安を覚えた

夫「未来くんは

 すごく人気らしく
 予約取れないかと思っけど
 今日はたまたま空きがあってね」

未来『ありがとうございます

  今はキャンペーン期間中で

僕はキャンペーン対象セラピストなので
  沢山のお客様に事に予約をいただいてます」

野薔薇
「キャンペーン中だと割引があるの?」

「はい

 通常よりかなりお安くなってます」


「そうなんですね

 こういったお店を利用するのは
 初めてなので
 予約満了イコール人気のセラピストさんだと

 思っていました」

未来

 ご希望に添えるよう
 頑張ります」

未来君がそこから何も言わないなで
夫が

「野薔薇は先にシャワーへ行ってきたら
 どうかな?」

の夫の合図で

私はシャワーへ行くことにした

未来
「その間に僕は準備しますね」

と持参のバッグの中から
何やら色々取り出し

未来君は
オイルマッサージの支度をしはじめた