なんとなく期待と不安でソワソワしながら
次の生理日
朝一トイレにいき
こない、、、
生理予定日なのでナプキンを
とりあえずしたけど
仕事中も気になりすぎて
一日中何度も
トイレに行って
生理がきてないか
確認してしまう
夜になっても生理ははじまらず
仕事から帰宅したら旦那に
私
「今日生理予定日だったけど
生理こなかったよ!
私、生理遅れる事あんまりないから
妊娠したかもしれない」
旦那
「本当?
明日病院行ってみる?」
私
「行きたいけどさすがにまだ早いよね?
1週間ぐらいしたら行くね
ドキドキするね」
ドキドキしながら5日過ぎ
やっぱり生理はこない
病院へ行く前に待ちきれず
薬局へ行く
妊娠検査薬の前にたち
ドキドキとワクワクした気持ちで
手にしてレジへむかう
1人で検査薬を試そうかと思ったけど
旦那の反応もみたかったので
帰宅を待って
私
「病院の受診日待ちきれなくて
薬局で妊娠検査薬買ってきちゃった」
旦那
「え?
今からするの?
それしたら妊娠してるかわかる?」
私
「まだ早いかもしれないけど
やってみるね」
旦那
「なんだか緊張するなー」
と旦那に妊娠検査薬をする事を宣言して
トイレにむかう
箱を開封して
スティックに尿をかけ
妊娠検査薬をみると
すぐに妊娠反応がでた
私はトイレから飛び降り
私
「妊娠してる
やっぱり妊娠してたよ!」
と旦那に妊娠検査薬をみせた
旦那は驚いた様子で
旦那
「ほんとに、、、
なんだかすごいね
お祝いにワインあける?」
私
「ワイン禁止だよ!
しっかりしてよね」
とこの時私たちは
間違いなく幸福感に満ち溢れ
これからの未来が良いものになると
疑っていなかった
病院を受診すると
先生
「妊娠反応は確認できましたが
赤ちゃんの袋がまだ確認できないので
1週間後にまた来てくださいね」
とあっさり言われて
テレビドラマみたいに
「おめでとうございます」
みたいな事を想像していただけに
肩透かしな気持ちになる
妊娠反応があっても
妊娠してないかもしれないんだ、、、
と急に不安になった
旦那からは
どうだった?
先生なんて?
とLINEがきていて
まだ赤ちゃんの袋が見えないから
また来週行くことになったよ
と返信した
そこから次の受診までの
1週間はすごく長く感じて
スマホで妊娠いつわかる?
妊娠初期
など調べまわり
ベッドに横になっても
なかなか眠れない日々が続いた
次の受診日には赤ちゃんの袋が
確認できて安心できるはず
と祈るように
待ちに待った受診日
やはり赤ちゃんの袋が
確認出来ないと言われ
一気に不安な気持ちになる
先生
「また後日受診してもらう事になりますが
それまでに出血したり
腹痛があればすぐに連絡してください」
私
「流産するって事ですか?」
先生
「まだなんとも言うないけど
5週ぐらいだと中には小さすぎて見えない人もいて、実はちゃんと育ってる可能性もあるので
その時は心配ないです
…発育不良なら
受精着床まではしたけどそれから育たなくて胎嚢にもならなかったと言う事になります
その場合は何らかの処置が必要になってきます
最後に、これは見極めるのが難しいけど子宮外認識の場合少し大変で
症状がなかったところに突然の腹痛や
出血を伴ってへたすれば死に繋がる可能性もあるから早めの処置が必要になってきます
その場合は紹介状を書くので大きい病院へ転院、経過観察後手術が必要です」
色んな情報が一度に沢山流れ込み
うまく飲み込めない
診察が終わり
理解が追いつかず
不安な気持ちで
待合室でお会計を待っていると
思考回路と身体が消化不良を起こして
吐き気がする
病院のトイレに
駆け込み
トイレに突っ伏し
ゲーゲー吐いた
吐きながら涙と鼻水が
だーだーもれ
これって悪阻じゃないの?
赤ちゃんいないの?
どう言うこと?
とますます泣けてきた
旦那にLINEで説明する元気がなく
帰ってきてから詳しく話す
とだけ連絡した
帰ってきた旦那に先生に言われた事を
話すと
旦那
「まだ決まったわけじゃないし
不安なのはわかるけど
まずはしっかり食べて
ゆっくり眠ろ」
と諭される
旦那
「お風呂にお湯はってくるから
一緒に入ろ」
思い出せないぐらい久しぶりに
一緒にお風呂にはいり
取り止めのない会話をして
旦那の腕枕で不安な気持ちを
お互い誤魔化すように眠った
次の受診日まで心配で
祈るように
大丈夫!
次の受診には
赤ちゃんの袋みえましたよ
おめでとうございます
って言ってもらえすはず
と自分に言い聞かせるも
胎嚢はもう見当たらないかもしれない
と本心では怯えていた
その証拠に子宮外妊
いつわかる?
など子宮外妊娠の事を
スマホでずっと検索しながら
涙で画面がみえなくなりながら眠る日も
多くなる
次の受診日に
旦那
「今日午前半休とって一緒に
クリニック行こうか?
ルイちゃん1人だと心細よね?」
私
「ありがとう
でも妊娠してたら沢山お休み
とってもらいたいから
有給沢山残しておいて」
とまだ妊娠している可能性を信じて
1人でクリニックへむかった
私は会社を半休して
受診後仕事に行く予定にし
朝1番の予約にしていた
診察室へ呼ばれて
内診台へ。
この内申台何回経験しても
なれないな
毎回すごいドキドキして不安な気持ちになる
先生
「ちょっと出血してるね
お腹痛くないですか?」
私
「大丈夫です」
先生
「胎嚢、、、ん?これかなぁ?」
え?
みえた?
嘘!
よかった!
と安心したのも束の間で
先生は怒ったような渋い顔をしていた
待合室へ戻り
血液検査の結果待ち時間
エコーであってはいけない場所に
赤ちゃんの袋が確認されたのだと
痛感し人前なのに涙が溢れる
血液検査の結果がでて
診察室へ再び呼ばれ
先生
「残念ですが子宮外妊娠だと思います
左の卵管のところにエコーで
確認できるのが胎嚢
の可能性が高いので今から
総合病院の紹介状を書くので
なるべく早く受診してくださいね」
受け付けで紹介状を受け取り
そのまま職場へ向かった
妊活をしている事はごく一部の
仲の良い同僚にしか話していなかったので
出来るだけ平静を装い
「半休ありがとうございました」
と淡々と仕事に打ち込む
妊活の相談していた今井さんと
給湯室で出会った
私
「実は午前中クリニック受診してたんですが
子宮外妊娠の可能性が高いみたいで」
今井
「え?
大変だったね
でも妊娠できるって事がわかったんだから
前向きにね」
そう言われて
妊娠出来る力、、、
確かに一回で妊娠出来ただけ
すごい事だったんだよな
とまた涙腺がゆるむ
今井
「課長にもう話した?
子宮外妊娠なら入院なるよね?」
私
「まだ、話してなくて
男性の上司だとこういう時なんとなく
話しにくいですよね
総合病院受診して入院期間が決まってから
話そうかと思っていたけど
早く話した方がいいですよね」
旦那にもまだ直接話せていないのに
上司の男性に先に報告する事に
なるなんて皮肉だな
と思いながら
私
「課長、少し時間よろしいですか?」
と別室へ移動してもらった
課長
「改まってどうしたの?
辞めたいとかナシにしてね」
と冗談っぽく話していた課長が
私の暗い顔をみて
「本当に辞める相談?」
私
「すみません、、、
そうではないんですが
何から話せば良いか微妙んですが
今、子宮外妊娠かもしれない状態で
明日にでも総合病院を受診したいので
お休みの相談をさせてほしくて」
「なんだ!
驚かせないでよ
辞めるんじゃないんだね
よかったよ
休みの相談なら大丈夫
⭕️⭕️に仕事の相談したらいいから」
よかった、、、
か、、、
私は何もよくないけど
これは八つ当たりの気持ちだな
そうか
よかったのか
とにかく仕事の休みの調整も終わり
次の日に総合病院を受診した