朝目が覚めると
隣で眠っているはずの旦那の姿はなく
リビングへ行くと
シャワーを浴びたばかりの旦那がいた
私
「おはよう
すぐに朝食の準備するね」
旦那
「昨日酔い潰れてソファーで寝たみたい
あんまり食欲ないから
シリアル🥣でいいよ」
私も昨夜は沢山食べて飲んだから
食欲がなく
2人で向かい合って
シリアル🥣に牛乳だけという
朝食を食べる
私
「昨日、飲みに行く予定だった?
夜帰ったらソファーで寝てたから
ブランケットかけておいたけど」
旦那
「ありがと
○○さんに相談があるって
前から言われててさ
○○さんわかる?
ほら前にバーベキューで会ったと思うけど」
やっぱり派遣の女だ
わかるに決まってるけど
さほど興味ない風を装って答える
私
「誰だっけ?
人が多かったから
名前と顔が一致しないかも」
旦那
「まーいいんだけど
会社から派遣の更新来期は
難しいって言われたみたいでさ」
私
「え?!
彼女辞めるの?
もう決定?」
旦那
「なに?
急に大きな声出してビックリした
彼女と仲良かったっけ?
まー契約更新ないなら
そうなるよね
で、大学の後輩で○○いるでしょ
そいつが派遣会社に勤めてるから
引き合わせてあげる約束してさ」
私
「仲良くも何も
対して話した事ないけど、
ていうか
上司でもないのに彼女の
次の仕事の世話までするの?
お人好しすぎない?」
旦那
「仕方ないだろ
泣きながら相談されたし
一年ぐらいアシスタントしてもらったし
仕事の世話ってほどじゃないだろ
後輩紹介するだけだし
なんだか可哀想で
ほっておけないよ」
泣きながら、、、相談ね。
こうやって旦那はすぐに
女の手に引っかかる
2人で飲みに行って
泣きながら相談されて
情が湧いてプライベートの世話までする
旦那は今はまだ
ただの親切心だろうけど
彼女は違う
下心があるに決まってる
誰が見ても旦那に気があるのは
明らかなのに
おぼっちゃまで
他人を疑わない
鈍い旦那は女性のそういうところに
全く気がつかない
彼女が社内にいる限り
旦那との未来はない
旦那は今の会社での地位を
女性問題で揺るがすほど
馬鹿ではないからだ
だけど
彼女が会社を辞めるとなると
話は違ってくる、、、
それに気がつき
あれ
ヤバいかも、、、
とザワザワ足元がグランと歪み
地面が不安定になって行く感じがして
胸がザワザワした